← ロンドン生活ガイドへ戻る

NihonLink London Guide / 仕事・就職

英国の求人・副業詐欺を避けるための注意点

「すぐ採用」「経験不要」「短時間で高収入」。仕事を探しているときほど、魅力的な条件を信じたくなります。詐欺は、お金だけでなく、パスポートやNational Insurance numberなどの個人情報も狙います。

更新:2026年7月25日編集:NihonLink編集部対象:主にEngland
この記事の要点仕事を得るための前払いを求められたら停止し、会社の公式サイト・登記・スポンサー登録・連絡先を別経路で確認します。メールの見た目やロゴだけでは信用しません。

よくある危険信号

  • 応募直後、面接や職歴確認なしで採用される
  • WhatsAppやTelegramだけで連絡し、会社メールを使わない
  • 機材、研修、登録、DBS、ビザの名目で先に送金させる
  • 小切手や送金を受け取り、一部を別人へ転送するよう求める
  • 銀行口座、カード、暗証番号、ワンタイムコードを求める
  • 簡単な評価作業や購入代行で、入金を繰り返すよう求める
  • 会社名は実在するが、連絡先やドメインが公式情報と違う
  • 求人票とoffer letterで給与、勤務地、職務が変わる
ロゴと会社名が本物でも安心しない。
詐欺師は実在企業の名称や社員名を利用します。届いたメールに返信するのではなく、会社の公式サイトで見つけた連絡先から求人の存在を確認してください。

会社と求人を確認する

  1. 会社名を完全一致で確認。
    登録住所、会社番号、公式ウェブサイト、電話番号を調べます。
  2. メールドメインを見る。
    一文字違い、余分なハイフン、無料メールを確認します。
  3. 公式窓口へ問い合わせる。
    採用担当者名、求人名、面接日時が実在するか別経路で確認します。
  4. ビザスポンサーを確認。
    スポンサーを名乗る場合、GOV.UKのlicensed sponsors registerで組織名を確認します。
  5. 条件を書面で受け取る。
    給与、雇用形態、勤務地、勤務時間、開始日、必要なチェックを確認します。

DBS・ビザ費用に注意する

すべての仕事にStandardまたはEnhanced DBS checkが必要なわけではありません。職種に合わないDBS費用を急に求められ、指定サイトで今すぐ払うよう案内された場合は確認が必要です。

また、実在しない英国の仕事を提示し、ビザやスポンサー手続きの費用を要求する詐欺があります。正規の雇用主が、仕事を確保するための秘密の近道や、保証されたビザを販売することはありません。

相手が送ったリンクからではなく、GOV.UKを自分で開いて調べてください。

個人情報を守る

  • パスポート画像に送付先・目的・日付の透かしを入れることを検討する
  • National Insurance numberを、不必要な相手へ送らない
  • 銀行のログイン情報、PIN、認証コードは渡さない
  • 身分証と住所証明を同時に送る前に、会社と担当者を確認する
  • 共有リンクの権限と保存期間を確認する

被害に気づいたとき

送金した場合は銀行または決済会社へ直ちに連絡します。パスワードを渡した場合は、別の端末から変更し、同じパスワードを使う他サービスも更新します。

求人広告、メールヘッダー、会話、電話番号、口座、支払記録を保存し、Action Fraudや該当する求人サイトへ報告します。ビザや雇用条件に関する不安は、GOV.UK、Acas、適切な専門窓口で確認します。

公式・参考情報

制度や手続きは変更されることがあります。実際の手続き前に、以下の最新情報を確認してください。