NihonLink London Guide / お金・生活
英国で副業を始めたときの記録とSelf Assessment
レッスン、デザイン、オンライン販売、動画制作などで少額の収入が入ると、「まだ趣味だから税金は関係ない」と考えがちです。しかし英国では、金額だけでなく継続性や利益を得る意図などからtradingに該当することがあります。
副業を始めた日から売上、手数料、経費、請求書、入金日を記録します。年間のgross trading incomeが£1,000を超える場合など、Self Assessment登録が必要になることがあります。
売上と利益を分ける
- 売上:顧客やプラットフォームから受け取る総額
- 経費:仕事のために必要として支払った認められる費用
- 利益:売上から経費を引いた額
£1,000のtrading allowanceの判定では、利益ではなくgross incomeが重要になる場面があります。プラットフォーム手数料が引かれて入金される場合も、元の販売額を確認します。
最初から残す記録
- invoiceとreceipt
- 銀行・決済サービスの明細
- プラットフォームの年間summary
- 交通、機材、ソフトウェア、広告などの支出
- 自宅利用や通信費の根拠
- 返金とキャンセル
- 外貨収入の換算方法
個人口座と副業取引を完全に分けられなくても、専用の口座やpotを使うと集計しやすくなります。
trading allowance
年間のgross trading incomeが£1,000以下なら、状況によってHMRCへ申告不要となることがあります。一方、£1,000を超える場合は、通常、翌tax yearの5 OctoberまでにSelf Assessmentへ登録する必要があります。
allowanceを使う場合、同じ収入について実際の経費を別途控除できないなどのルールがあります。どちらが有利かは支出額によって変わります。
主な期限
英国のtax yearは通常6 Aprilから翌5 Aprilです。オンラインのtax returnと支払いは通常、対象年の翌年31 Januaryが期限です。初めて申告が必要になった場合は、その前の5 Octoberまでに登録します。
例として、2025年4月6日から2026年4月5日の収入については、条件を満たす場合、2026年10月5日までに登録し、オンライン申告と納税は2027年1月31日が期限です。
payments on accountに注意
初めてまとまった税額が出ると、前年分の残額に加え、次年度分の前払いであるpayments on accountが同時に求められる場合があります。「利益の何割を税金用に残すか」を早めに決め、使わない口座へ移します。
Making Tax Digital
2026年4月から、self-employmentとpropertyのqualifying incomeが一定額を超える人にMaking Tax Digital for Income Taxが段階的に適用されています。対象基準と開始時期は変更される可能性があるため、HMRCの最新案内を確認してください。
公式・参考情報
本記事は一般的な情報提供を目的とし、税務・会計に関する個別の助言ではありません。収入源や在留資格によって扱いが異なるため、必要に応じてHMRCまたは資格を持つ専門家へご確認ください。
