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NihonLink London Guide / 仕事・就職

英国の給与明細を読むための基本

英国で初めて給与を受け取ると、求人票に書かれた年収と銀行への入金額の差に驚くことがあります。給与明細は、単に手取りを知らせる紙ではなく、税、National Insurance、年金、勤務時間が正しく処理されたかを確認する記録です。

更新:2026年7月27日編集:NihonLink編集部対象:UK
この記事の要点

gross payからIncome Tax、National Insurance、pensionなどが差し引かれ、net payが支払われます。氏名、給与期間、勤務時間、tax code、控除額を毎回確認してください。

主な項目

表記 意味
Gross pay 控除前の給与
Net pay 実際に支払われる手取り
PAYE tax 雇用給与から徴収されるIncome Tax
National Insurance 対象者の社会保険料
Pension workplace pensionの本人拠出など
Tax code HMRCが給与計算に使うコード
Year to date そのtax yearの累計

給与が時間数で変わる場合、payslipには通常、計算に使った勤務時間も示されます。

tax codeを見る

tax codeは、非課税枠や調整項目を雇用主が給与計算へ反映するために使われます。転職直後、複数の仕事、benefits、以前の雇用情報が未反映の場合などに、想定と違うコードになることがあります。

確認する場所は次の通りです。

  • payslip
  • HMRC app
  • Personal Tax Account
  • HMRCから届くTax Code Notice

コードが違うと思ったら、まずHMRCが把握している雇用先、予想年収、退職済みの仕事、benefitsをオンラインで確認します。給与計算上の入力ミスなら雇用主、tax code自体の問題ならHMRCへ確認します。

最初の給与が少ないとき

  • 入社日から給与締め日までの日割り
  • emergency tax code
  • pensionの自動加入
  • student loanなどの控除
  • unpaid leaveや欠勤
  • overtimeが次回払い
  • bonusの税引き

年収を12で割った金額が、そのまま毎月のgross payになるとは限りません。給与周期、締め日、年俸の支払回数を契約書で確認します。

保存しておく理由

payslipは賃貸、住宅ローン、ビザ、給付、税金、年金、所得証明で必要になることがあります。P60、P45、雇用契約と一緒に安全な場所へ保存します。電子明細の場合は、退職後に社内システムへ入れなくなる前にダウンロードしてください。

間違いがあるときの伝え方

「手取りが少ない」だけでなく、給与期間、gross pay、勤務時間、控除名、想定との差を具体的に伝えます。修正が次回給与になるのか、別送金になるのか、訂正版payslipが出るのかを書面で確認してください。

本記事は一般的な情報提供を目的とし、税務・雇用に関する個別の助言ではありません。税額やコードは個人の状況によって異なります。